漸近龍吟録

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気象会社6社による桜の開花予想ダービー2023

 
 今年2023年の桜の開花予想。気象会社6社の予想を比較します。
 過去は2月時点、3月時点など細かく分けていましたが、面倒なので今年はある時点における予想の一発勝負とすることにしました。過去に優勝経験のある日本気象やウェザーニューズが強いのか、はたまた他社が優勝を飾るのか。3年ぶりとなった桜の開花予想ダービーの開幕です。
 
過去の開催はこちら。
2018年 優勝:日本気象
2020年 優勝:日本気象
 

ルール説明

・気象会社6社の桜の開花予想を比較し、日本(沖縄を除く)で一番最初に桜(ソメイヨシノ)が開花した都市と日にちを当てた(または最も近かった)会社を優勝とする。
 
・出場会社は今年も桜の開花予想を行なっている次の6社。
 ライフビジネスウェザー
 日本気象
 島津ビジネスシステムズ
 
・2023年は各社3月9日時点の予想で競うこととする。(各社最新の予想が3月9日に出揃ったため。)
 
気象庁が発表する桜の開花宣言の都市と日にちをもって「正解」とする。
 

3月9日時点の予想

 予想を3月9日時点で区切ったのはその日に最新の発表が更新される会社が多かったからです(ウェザーニューズだけ3/8時点の予想になりました)。開花予想日まで一週間を切った短期予想となった結果、6社とも割と似通った予想になりました。
 

 

都市の予想

 一番最初に桜が咲く都市はどこかを当てます。今年は6社すべてが東京が一番だと予想しています。しかし、東京が単独で一番と予想している会社と、福岡や高知や熊谷が同着一番になると予想している会社も。
 

日にちの予想

 一番最初に開花する日が何日なのかを当てます。最も早い予想はライフビジネスウェザーの3/14。遅いのは日本気象協会ウェザーマップ、島津ビジネスシステムズの3/16。幅が三日しかないのでピタリを狙わないと優勝は難しいかもしれません。
 

結果発表

 3月14日に気象庁が桜の開花宣言を発表しました。東京で桜開花、全国一番乗り 最も早い記録に並ぶ―気象庁:時事ドットコム)2023年に桜が一番早く咲いたのは東京で3月14日でした。2023年の東京は3月に入ってから気温の高い日が多く、史上最速タイの開花となりました。
 「東京」は6社全社が当てています。しかし東京単独と予想していたのはライフビジネスウェザー、ウェザーニューズ、日本気象の3社だけ。そんな中「3/14」と日にちまでピタリと当てている会社があります。ライフビジネスウェザーです。ウェザーニューズや日本気象は1日しかずれていないのに「敗け」になってしまうのはシビアすぎる気もしますが、「3/14」と予想していたのは1社だけということもあり、2023年はライフビジネスウェザーが優勝ということにしたいと思います。ピタリはお見事。おめでとうございます。
 
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