Covid19禍に伴う国民への給付金の給付方法が発表された。
国民からの申請で、基本は郵送、マイナンバーカードを持っている人はオンラインでも申請できる、という。
この政府の発表に対して、
「何やっても文句を言う人がいるんだな」
「スピード重視と言ってるんだから、準備期間がない中で、この政府の方法は良い落しどころだと思うけど」
と言ってる人もいる。
なぜ、申請なのか。なぜ、申請なしで給付しないのか。
「アメリカのように確定申告の口座に入金したらいいのに」
と言ってる人に対して、
「確定申告したことない人もいるんだから」
「子どもは銀行口座持ってないんだから」
と言ってる人もいた。
また、
と言ってる人もいた。
だが、それは「申請」という形にしているからそういう問題が生じるのだ。
「申請なしの政府からの支給」という形にすれば、そういう問題は起こらない。確定申告をしたことのない人も子どももマイナンバーは持っている。マイナンバーに基づいて支給すればよい。マイナンバーに基づいていれば、二重支払いの問題も起こらない。
「でもマイナンバーは個人に基づいているから、世帯を把握できないでしょう」
世帯は住民票で把握できる。
「それだと事務作業が煩雑になりすぎてしまうでしょう」
今の時代は、「◯丁目の◯◯さんのお宅は、先月お子さんが生まれたばかりだったかしらねぇ」と言いながら、手作業で確認するわけではない。住民票のデータはデジタル化されており、マイナンバーから簡単に辿ることができる。そもそもマイナンバーは住基ネットから生まれており、マイナンバーと住民票は元々密接な関係にある。
こんな時にさえマイナンバーを使わない。
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